横浜関内で内視鏡検査ならうしくぼ消化器・内科クリニック| 胃腸内科 肝臓内科 内視鏡内科

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食道炎・胃炎・大腸炎の概要

● 食道炎


主な症状

食道に酸性の胃液の逆流が頻回に起こると、食道の粘膜がダメージを受けるため、びらん(ただれ)や潰瘍(食道炎)ができます。 胸やけや呑酸(口の中に酸っぱい液や苦い液がこみ上げること)、みぞおちの不快な感じが起きます。 いずれも、潰瘍との症状に似ており、体重減少などあれば症状のみで鑑別できる場合もあるが、実際は症状のみの鑑別は難しい。

 

原因

胃酸の食道への逆流は、男性では中年以降から、女性はご高齢者(特に腰の曲がった人)に多くみられます。 食べ物を大量に食べた後や高脂肪食や甘いものを食べた後に起こりやすくなります。 中高年になると増えてくる食道裂孔ヘルニアも逆流の原因となります。

 

治療方法

1) 内科的治療

胃酸の分泌をおさえる薬が2種類あります。H2受容体拮抗薬(H2RA)とプロトンポンプ阻害薬(PPI)ですが、いずれの薬も副作用は少なく長期間にわたり服薬する事が可能です。自覚症状が改善・緩和していても、食道粘膜のびらん・潰瘍が十分に治っていないこともあるのため、年に1回内視鏡検査を受けて経過観察することをお薦めしております。

 
2)外科的治療

薬物治療を長期続けても回復しない場合は、手術的な治療を考慮します。 食道裂孔ヘルニアが逆流の大きな原因になっている場合が多いため、逆流しないよう裂孔ヘルニアの修復と緩んだ噴門を締め直す噴門形成術が行われます。 最近では,腹腔鏡手術(腹部にいくつかの小さな穴を開け、そこから内視鏡や手術用具を入れて患部を見る手術方法)が広く行われるようになっています。

 

● 胃炎


症状

胃痛、胃もたれ、腹満、げっぷ、吐き気、嘔吐、吐血、食欲低下。


原因

ヘリコバクターピロリ菌感染をはじめ、各種ストレス、薬剤にて症状が出現します。


治療方法

ヘリコバクターピロリ菌感染胃内視鏡で確認した後、除菌治療施行で症状が改善する事があります。胃の粘膜を、萎縮の木村・竹本分類により分類すると、胃がんになりやすさが判定できます。当院では、消化器内視鏡専門医・指導医が、OLYMPUSのGIF-H290Z、GIF-H290を用いて、最大85倍の拡大内視鏡検査、さらに進化したNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)による粘膜表層構造が強調表示される事により、胃の病変の早期発見に努めていますので、胃内視鏡検査をお受けになる事をお勧めします。その他各種ストレスを回避する事が重要です。

● 大腸炎


症状

発熱、腹痛、下痢、便に血が混じる。


原因

感染症。最近は、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)


治療方法

感染症が原因の場合は、脱水予防の飲水摂取、必要な場合は止痢剤、抗生剤内服します。炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)は、潰瘍性大腸炎で18万から20万人以上、クローン病は5万人以上いると推定され増加傾向です。当院では、消化器内視鏡専門医・指導医が、OLYMPUSのPCF-H290ZIを用いて、最大110倍の拡大内視鏡検査、さらに進化したNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)による粘膜表層構造が強調表示される事により、大腸の病変の早期発見に努めていますので、大腸内視鏡検査をお受けになる事をお勧めします。

食道炎・胃炎・大腸炎

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