胃内視鏡検査の概要
胃内視鏡検査とは
消化器内視鏡専門医・指導医が、OLYMPUSの上部消化管汎用ビデオスコープ GIF-XZ1200、GIF-H290Zと経鼻内視鏡GIF-1200Nを用いて、最大125倍の拡大内視鏡検査、さらに進化したNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察) による粘膜表層構造が強調表示される事により 、咽頭、食道、胃、十二指腸の病変の早期発見、早期治療に貢献し、一般診療、横浜市胃がん内視鏡検診に活躍してくれています。
胃内視鏡検査について
食道、胃、十二指腸下行脚までを観察し、必要があれば、細胞採取(生検)検査を行います。
胃カメラ検査はこんな方におすすめです
以下の症状をお持ちの方は胃内視鏡検査(胃カメラ)を受けましょう
・心窩部(みぞおち)や上腹部の痛みがある方・げっぷ、胸焼け、むかむか、胃もたれがある方
・喉や胸のつかえ感がある方
・体重が減ってきている方
・健康診断でピロリ菌を指摘された方
・貧血を指摘されている方
・アルコールをよく飲む(すぐに赤くなる)方
・タバコを吸う方
・過去に胃潰瘍や十二指腸潰瘍を言われたことがある方
・血縁者で胃がんがいる方
・40歳以上の方で胃内視鏡検査を受けたことがない方
・検診や人間ドックのバリウム検査で異常を指摘された方
検査前日・当日
午前検査の場合、前日の夕食は遅くとも午後7時半頃までに。午後検査の場合は、当日の朝食は遅くとも午前7時半頃までに早めに軽く済ませてください。検査当日の(朝食・昼食)は召し上がらずに、コーヒー・牛乳・粒々の入る飲み物以外のお水・お茶はたっぷり飲んで、体を動かしておいでください。
血圧、心臓のお薬は、午前の検査の時は休薬になる事があります。血液を固まりにくくするお薬は、休薬が必要になる事があります。
当院では、苦痛軽減のため、コンシャス・セデーションといって、鎮静剤を静脈注射して、意識レベルを落として検査をする事が可能です。その時の条件で、軽く意識レベルが低下する場合から熟睡まであります。
従って、検査後の乗り物の運転・ご予定は、お控えください。
胃内視鏡検査でわかる疾患
・胃がん
・食道がん
・十二指腸がん
・胃炎
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・胃ポリープ
・十二指腸ポリープ
・逆流性食道炎
・食道裂孔ヘルニア
・ピロリ菌感染
・胃粘膜下腫瘍
・胃アニサキス症
・好酸球性食道炎
など
検査後に
生検検査を行った方は、最低1週間はアルコール、タバコ、辛い物、味の濃い物、脂っこい物、消化に悪い物は、やめていただき、柔らく消化のよい物を召し上がってください。 喉の違和感は数時間から、場合により数日続く事があるかもしれませんが、必ずよくなります。ご心配要りませんので、ご安心ください。
胃内視鏡検査費用(鎮静剤あり)
1割 | 2割 | 3割 | |
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胃内視鏡(観察のみ) | 2,000円前後 | 3,750円前後 | 5,500円前後 |
胃内視鏡 +1臓器 | 4,000円前後 | 8,000円前後 | 12,000円前後 |
胃内視鏡 +2臓器 | 5,000円前後 | 10,000円前後 | 15,000円前後 |
胃内視鏡承諾書について
事前に、ダウンロード・印刷・ご記入いただき、用紙をクリニックまでお持ちいただけるとスムーズに受診いただけます。 どうぞご利用ください。
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